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研究テーマ紹介
災害記憶・教訓の伝承と社会の防災力向上
災害の記憶と教訓の伝承を通じた社会の防災力向上に関する地理学的研究に取り組んでいます.災害経験を伝え継ぐ災害遺構などの<場所>と語り部などの<ひと>が,そこを訪れる人々にどのように作用するのか,「被災地」,「被災者」と関わることが,共感共苦を超えて,個々人の防災意識や行動変容,社会の防災文化の醸成にどう作用するのかを研究しています.
防災教育・啓発,地図とリスクコミュニケーション
国内外の研究者と協働して,学校や地域の防災教育・啓発に関する研究を行い,研修プログラムや教材開発に携わっています.また,Web-GISを活用した教員や一般市民向けワークショップの効果検証や,防災地理情報の活用促進の実践を通じて,地図がミスリードし得るリスク・コミュニケーション上の地理・空間情報の活用課題にも関心があります.
持続可能でインクルーシブな防災都市づくり
北米都市を対象として,災害に脆弱な人口とハザードとの空間的社会条件に着目し,持続可能な都市のあり方について研究しています.地震・津波のリスクがある米西海岸都市の地域防災活動を調査し,多様な人口を包摂する防災の諸課題を究明しています.近年は,都市圏の変容と災害リスクとの関係性,それに対する認識が,北米都市の防災ガバナンスにいかなる影響し得るのか研究を進めています.
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