韓国・梨花女子大Hazard Literacyセミナーで講演

3月28日(金)、韓国ソウルにある梨花女子大学校師範大学の社会科教育学科において開催されたHazard Literacyセミナーにおいて、小田准教授が、The Rising Role of Geographic Literacy in Japanese Schools for Strengthening Disaster Risk Reduction Post-2011と題する講演を行いました。韓国地理環境教育学会の副会長で同大学のLee Jongwon教授らが、同大学に設置した、Hazard Literacy研究センターとの協働に関する会合の機会を捉え実施されたもので、大学の社会科や理科教育専攻の学生や教員らが参加しました。韓国では、近年、台風等による風水害に見舞われているほか、南部で山林火災により甚大な被害が出るなど、災害に関する関心が高まっています。また、修学旅行中の高校生らが犠牲となった2014年のセウォル号事故以降、学校安全に対する対応も強化されているとのことです。セミナーでは、学校の地理教育におけるWeb-GISの活用や、その効果検証、教員や子どもの動機づけなどについて意見交換が行われました。