南海トラフ大地震に向けた教訓伝承・防災実地研修を実施

8月25日から28日の4日間にわたり、岩手・宮城の両県において、四国・近畿・東海地区の教育関係者を対象とした「311教訓伝承・防災実地研修」を実施しました。
南海トラフ巨大地震の警戒地域への教訓伝承を目的とした本研修には、教員や自治体関係者ら29人が参加しました。
一行は岩手県や宮城県の被災した学校跡などを巡りながら、当時の校長や遺族らから現地で話を聴き、意見交換やワークショップを通じて、学校現場での災害対応の教訓、「ともに生き抜く力」を育む教育の要点を共有しました。
宮城教育大学は、被災地唯一の教員養成単科大学として、東日本大震災の伝承と啓発による防災教育の発信強化を責務と捉えており、今後この被災地視察研修を同じような内容で年2回程度、3月と8月に定期開催する方針です。