台湾における学校防災関係者との学術交流

小田准教授は、東北大学災害科学国際研究所との共同研究の一環として、同研究所の佐藤健教授、桜井愛子教授とともに、 2024年3月4日、台湾の国立成功大学(台南市)の水利及海洋工程学系を訪問し、学校防災教育と防災管理に関する学術交流を行いました。東日本大震災の経験と教訓を踏まえた日本の学校防災について共有し、成功大学側からも台湾における学校の自然災害への備えについて意見交換を行いました。

翌3 月 5 日には台北市にて台湾教育部を訪問し、日台における学校防災教育の現状や課題、今後の共同研究等の可能性について討議しました。

これに先だって、台北市内にて、台北市政府消防局防災科学教育館を視察したほか、1999年9月21日に台湾中西部で発生した集集地震(921大地震=Mw7.6)の被災地域にて、被災した学校を保存した遺構内にある「九二一地震教育園区」や「車籠埔断層保存園区」などの、震災伝承、防災啓発施設を調査しました。

詳しくは、外部サイト東北大学災害科学国際研究所アクティビティ・レポートをご覧下さい。